仕事を辞めるって本来逃げではないですよね。
どんな理由で辞めるとしても逃げではなくそれは選択のはずです。
ですから特別気にする必要はなく、むしろ自信を持って次の仕事に臨んだり転職をすればいいものです。
しかしながら、そんな中でも『仕事を辞めるのが逃げになる時』があります。
一般的には逃げではなくても状況によっては逃げになってしまうのが『仕事を辞める』という行為です。
あなたとしても、転職や退職をした時に『逃げた人』とは思われたくないですよね。
また自分の中でも『逃げてしまった』と思い続けたくないでしょう。
従って以下では、仕事を辞めるのが逃げになる時について紹介します。
転職や退職をする時に後悔しないためにも、どんな辞め方だと逃げになるかを認識しておきましょう。
仕事を辞めるのが逃げになる時
辞めた後のプランがない
その後のプランなく『辛いから』『向かないから』『何となく』という理由で辞めると逃げになる場合があります。
一般的に仕事はステップアップしていくのが望ましいですし、それができれば気持ち的にも逃げたとは思いません。
一方で『辛いから取りあえず辞めよう』といったように、その後の計画なしに仕事を辞めるとそこで時間が止まってしまいます。
もちろんその後すぐに転職活動をするのならば問題ありませんが、そうではなく、そのまま何もせずにフラフラするようならば逃げかもしれません。
このように『後のことを考えずに仕事を辞める』というのは比較的自分を苦しめます。
その時は何とかなると思っていても、一度止めてしまった時間をまた動かすのは簡単ではありませんし、何より社会から逸脱してしまったのならばまた戻るのには大きな力がいります。
ですから、逃げにならないためには止まらないことです。
辞めるのならば、
・転職をする
・独立をする
などその後のプランをちゃんと作っておきましょう。
人生は計画の有無で全てが決まります。
計画性がなくその場の勢いで仕事のような重大事項を決断してしまうと後悔もありますし、気持ち的に逃げだと感じることも多いです。
一方で、計画さえあれば逃げにはなりませんので、仕事を辞める際にはプランこそが重要です。
ポイント
・辞めた後のプランが大事
ストレスを引きずる
ストレスによって仕事を辞めることもあるかと思います。
それ自体は仕方がないことですし逃げではありません。
またその場合、状態が悪かったらすぐに転職する気にはなれず、しばらくの期間実家での療養を余儀なくされるでしょう。
もちろんそれも逃げではないですよ、大切な選択です。
ただし、辞めてからもそのストレスを引きずっていたらそれは逃げになってしまいます。
引きずるとは、例えばパワハラならば、
・その人物に対する愚痴を日々言い続ける
・人のせいにして次のステージに進もうとしない
・自分は被害者だと考え続ける
などです。
確かに辛い目に遭ったでしょうしパワハラをする人間なんてゴミ以下です。
しかし、既に起こってしまったことに捉われていても何も解決しないので、『前に進もうとしない限り逃げになる』のです。
ですから、『ああいう目に遭ったのは確かに不幸だ。でもそれに捉われていても得なんかないからここから頑張って彼らを見下そう』とか奮い立たせるべきです。
それをせずに日々ネガティブになっていたら本当に逃げでしかないですよ。
仕事を辞めること自体は逃げではありません。
しかしこのように、『その後どうしているか?』はとても大きいです。
あなたは大丈夫そうですか?
仮にも悔しい思いをしたのなら、
・好条件に転職
・親会社に転職
・独立して成功
など成し遂げましょう。
そうすれば、逃げになんてなりません。
ポイント
・前に進もうとすること
辞めたことを後悔し続ける
辞めたことを後悔し続けているようならば、それは逃げになってしまいます。
『例えば前職は収入が良かったけど、転職先は不安定』『前職は大企業だけど転職先はベンチャー』といったように、勢い良く辞めたのはいいものの、その後後悔しているようならば逃げの転職かもしれません。
仕事を辞めるって大きな決断になりますから、絶対に心がけたいのが『辞めるなら後悔しないこと』です。
出戻り転職という手段はあるにせよ簡単ではありませんし、成功しても社内での立場は以前とは全く違うものになります。
関連記事:出戻り転職が高確率で失敗する5つの理由!元職場には甘えられない現状とは
ですから、『辞めるなら後悔しない』これは絶対ですよ。
それに自分自身でも、『前の仕事は良かったな』と日々思えてしまうのって辛いですよね。
前の仕事ならば自信になったとか、人前で恥をかくことがなかったと感じるのは嫌でしょう。
こう感じるのは後悔があるからです。
なので、辞めるのならば次の選択に自信を持ちましょう。
どんな人生を選んだとしてもそれに自信を持ちそこに全てをかけた方がいいです。
そうすれば逃げにはなりませんしむしろ日々充実します。
仕事を辞めるのが逃げになるかどうかは、『辞めてからどんな生活をしているか』にかかっています。
自分が充実してさえいれば逃げではないですから、それを心がけるようにしましょう。
・辞めた後のプランがあるか
・ストレスを引きずっていないか
・退職を後悔していないか
仕事を辞めるのが逃げになる人の特徴
仕事を辞めるのが逃げになる人の特徴は、
・その退職をきっかけに時間が止まったり人生が変わってしまうこと
です。
何度も書いているように、辞めること自体は全く逃げではありません。
たとえそれが、『仕事が辛い』『人間関係が苦手』『朝起きれない』などどんなものでもです。
問題はその後で、『ならばどうするか?』と考え行動しているかです。
行動しなかった場合、時間が辞めた日で止まってしまいますよね。
これだと逃げたことになってしまいます。
ですから、辞めるのならば必ず次を始めるべきですよ。
それが転職なのか独立なのか、あるいは他のことなのかはあなた次第ですが、ポイントは『頑張っていること』です。
頑張ってさえいれば逃げではないので、それを心がけてみましょう。
・時間を止めないこと
・頑張り続けること
仕事を辞めるなら今まで以上に楽しい生活をしよう
仕事を辞めるなら今まで以上に楽しい生活をしましょう。
物凄く単純な考え方ですが、今まで以上に楽しければその時点で逃げではないですからOKです。
もちろんそれが、『働かず実家に引きこもって日々ダラダラ過ごす』だったらどうかとは思います。
それだと、その時は楽しくても後で必ず後悔しますからね。
ですから理想は『目標があって楽しい状態』にすることです。
それができればその時点で、あなた自身はもちろん、以前の職場の人達も『アイツは逃げた』とは思いません。
例えば同僚が退職してその後楽しそうに暮らしていたら、『逃げた』とは思いませんよね。
周りも感じることは同じですから、仕事を辞めるのならば思いっきりやりたいことをしてみましょう。
それが『逃げになるかどうか』の分かれ目です。
・楽しい生活を心がけよう
逃げになるかどうかはあなた次第
結論として、辞めるのが逃げになるかはあなた次第です。
辞めること自体はどんな理由でも逃げではなく、それは選択です。
重要なのは『その後どんな人生を送るか?』です。
人によっては『すぐに転職しなかったら逃げ』とか言う人もいますが、これは世界観が狭い人。
働き方は会社員だけではないですし、特にこれからの時代、会社に捉われなくても十分に生きていけますので、転職だけに拘るのは視野が狭いでしょう。
それから『辞めるのはいいとして、次の仕事はどうするの?』と仕事ベースに話してくる人もいますがこれも気にする必要ないです。
日本はどうしても、大人になったらずっと働き続けるべきという風習がありますが、海外では大人でも、働かない期間を作り価値観を広めたりもしますので、仕事だけが選択肢ではありません。
ですから、あなたの人生を広い視点で捉えてみましょう。
むしろ『せっかく仕事を辞める』のですから、そこで得たあらゆる可能性を生かすべきです。
そしてそれを、最大限に生かせていれば逃げにはなりませんしむしろ勝ち組です。
人が辞める時に逃げだと責める人の殆どは、『会社という選択肢しか考えられない可哀想な人』ですから、これから先楽しんで、『あの時あなたの価値観を学んでおけば良かった』と後悔させてやってはいかがでしょうか?
最後に
私自身、大学事務という安定職を辞めてフリーになったので、同僚からは嘲笑さえありました。
あの当時、『大学事務を辞めるなんてよほどの事情がない限りあり得ない』と言っていいほど離職率が低かったですからね。
それでも今は日々楽しいですし、何より時間や人間関係に縛られることがありませんので正解でした。
このように、『その後、以前よりも楽しい生活をしている』これが実現できていれば逃げではないと思いますよ。
ですから、仕事を辞めるのならば努力を受け入れましょう。
環境を良くするための努力さえしていれば逃げになんてなりません。
これから先、あなたに楽しい未来が訪れることを応援しております。