『これからブログを始めたいけどサーバーとか全然分からない』『今までは無料ブログを運営していてワードプレスに切り替えたい』という方向けに、サーバー選びで重要なポイントとおすすめを紹介します。
私はウェブ歴が長いですし、利用したサーバーも、
・ロリポップ
・シックスコア
・エックスサーバー
・WPXクラウド
と多数あるため参考になるかと思います。
ちなみにブロブ向けサーバーのおすすめは『エックスサーバー』です。
理由はこれから書いていきますが、結論から言うと『あらゆる部分で最も条件が良いから』とこんな感じです。
ブログ向けで全てを満たすサーバーはない
最初に、ブログ向けサーバーを探す上で重要なことをお伝えします。
それが『全てを満たすサーバーはない』ということです。
もちろん『ない』というと嘘になりますが、完璧なものは超高額の専用サーバーくらいですし、それに関しても『高額』という時点で欠点があります。
ですからブログ向けのサーバーを探す際にはある程度の部分で良しとしましょう。
その方が決断しやすいですよ。
ブログ向けサーバー選びチェックしたい5点
続いては、ブログ向けサーバーを選ぶ際のチェックポイント5点です。
具体的には、以下の条件が揃っていることが肝心です。
・独自SSLが無料利用可である
・ワードプレスを簡単に設置できる
・複数サイト運営が可能
・低価格である
・高アクセスでも安定
ちなみにエックスサーバーは、上記5点をすべて満たします。
また独自SSLとは『情報を暗号化して送受信するためのもの』です。
こうすることで安全性が高まる訳ですが、取りあえず難しいことは気にしなくてOKです。
それよりも、SSL化されたブログの方がグーグルからの評価が良いので必ず導入しましょう。
エックスサーバーは簡単な操作でSSL化できますし、もちろん無料です。
ちなみに『http』が非SSL、『https』がSSL化ブログです。
ワードプレスの簡単設置もサーバー選びでは重要です。
こちらもエックスサーバーは、手順に沿って簡単に設置できます。
それからエックスサーバーは、複数サイトの登録数に制限がありません。
つまり、100でも200でも、好きなだけ独自ドメインを利用できます。
ただし、ワードプレスブログは50個までです(X10プランの場合)
これはデータベース数に制限があるためです。
それでも、50個作れれば十分ですよね。
価格もX10プランで月額900円なのでまずまずです。
このように、ブログ向けサーバーとして一先ず頷ける要素が多いので、その点で私はおすすめします。
[ad]
ブログ向けサーバー選びで最も重要なポイント
ちなみにサーバーを選ぶ際に最も重要なポイントは『高アクセスへの対応力』だと私は思っています。
過去にそれで苦しんだこともあることから、ここからは、『高アクセス対策』について経験を元に考え方を書いていきます。
高アクセス対策をしっかり考えよう
ブログをする際に厄介なのがアクセス(PV)です。
というのもこれは、始めた当初の、サーバーを選ぶ段階では全く想像ができないことだからです。
つまり『PV0』の状態でサーバーを選ぶ訳ですから、万が一高アクセスになってブログが固まったら…なんて考えませんよね。
ちなみに固まるとは『アクセスが集中してサーバーがダウンしました』というあれです。
この現象は、個人ブログでも全然起こります。
私自身経験があり、ロリポップサーバー時代に頻繁に固まるようになりました。
サポートに問い合わせましたが、『高負荷が発生したため』『外部からの攻撃があったため』などその都度返答は変わります。
もちろんロリポップサーバーが悪いとは言いません。
しかし『ここでは限界なんだな』とは感じました。
ブログが固まるとその時間はユーザーがページを見れませんから当然収益にも影響します。
なので死活問題ですよ^^
そういう意味でも、サーバーはブログを始める当初から、しっかり選んでおいた方がいいと思います。
ポイント
・低価格で高アクセスにも強いサーバーを選ばないと大変
ワードプレスでのサーバー移転はそれなりに面倒
ちなみに上記の話ですが、私はそこから『シックスコア』という高性能サーバーに移転しました。
シックスコアは、最安値プランでも年間2万円ちょっとする高級サーバーですが、その分高性能です。
その結果ブログが固まることもなくなりましたが、この『サーバー移転』というのはそれなりに面倒です。
というのもその時点で、ミニサイト合わせてブログを30個くらい持っていましたから、全てを移転する作業は手間でした。
それでもHTMLサイトだったのでデータのアップロードだけで済みましたが、これがワードプレスブログの場合そう単純でもないんです。
ちなみにワードプレスブログの移転も経験済みで、結果としてはアイキャッチ画像が消えたりしたので全ページ目視で確認しました^^
そういう意味でもサーバーは『後々移転しないで良いものを選ぶこと』が大切だと思います。
ポイント
・ワードプレスブログのサーバー移転は面倒
アクセスダウンにより再びサーバー移転
ちなみに、シックスコアに移転して問題なく過ごしていた私ですが、その後大幅アクセスダウンにより再度サーバーを移転します。
当時は年間43200円のS2プランを利用していましたが、『さすがに高い』と感じエックスサーバーに移転した訳です。
このようにブログ運営って、良い時もあれば悪い時もあるので、その点でも『そこそこのサーバー』を選んでおくことが良いように思います。
エックスサーバーによる具体的な高アクセス対応例
それでは、『なぜエックスサーバーならば高アクセスでも大丈夫なのか?』について具体的にお話しします。
エックスサーバーには『X10』『X20』『X30』と3つのプランがありますが、これらの各限界PVは、
・X10=250万PV
・X20=1000万PV
・X30=1500万PV
くらいのようです。
上記数字は、ウェブ上で公開されている各ブロガーさんの情報を参考にさせて頂きました。
つまりここから分かることは『最大1500万PVまでエックスサーバーで対応できる』ということです。
あくまで一般論ですが、1500万PVは個人ブログが到達する数字ではありません。
通常は100万PV~150万PVでかなり高い方です。
ですからエックスサーバーならば『まず高アクセスに苦しむ可能性はない』と言えそうです。
つまり初めは『X10』で契約をしPVが増えてきたら『X20』に変更する。
万が一下がってしまった時には『X10』に戻せばいい訳です。
そして『X10』から『X20』といったプラン変更はサーバー移転ではないため面倒な作業は一切なく、エックスサーバーに申請すればOKです。
このやり方ならば、安心したブログ運営ができると思いませんか?
ポイント
・エックスサーバーならば高アクセスに苦しむことはない
エックスサーバーの注意点
ただしエックスサーバーにも注意点があり、それが上述したPVは『ブログの合計』ということです。
つまり『1ブログ=250万PVまで対応』ではなく『所有ブログの合計=250万PVまで対応』ということです(X10の場合)
なので、例えばあなたがブログを10個作ったら、それぞれが20万PVになった時点で『もうそろそろ限界』という訳です。
これは注意点です。
従ってこの対処法としては、ある時点でサーバーを2つ契約することです。
例えば、『エックスサーバー1』はブログ10個までと決める。
そこから先は『エックスサーバー2』とかこんな感じにすれば、やはり高アクセスの問題は解決できます。
ブログって、上手くいくものもあれば全く伸びないものもどうしてもあります。
なので個人的には、エックスサーバーのように『独自ドメインが無制限・低価格・高アクセスにも対応』というサーバーを選ぶのが良いと思います。
私がサーバー選びで苦しんだので、是非是非初めから、ストレスのない選択をして下さい。
最後に
ちなみに私は、WPXクラウドというサーバーも使用しています(追記:2019/4/18、エックスサーバーへ移転しました。)
このサーバーの特徴は、『アクセスに応じてプランを上げ下げできること』です。
例えば『30万PVまで:月額500円』『50万PVまで:月額1000円』とかこんな感じです。
その代わり、『1契約1ドメインのみ』になっています。
こちらも申請することで、プランの上げ下げができる柔軟なサーバーです。
過去に『アクセスUPからの大幅ダウン』というのを経験しているため、エックスサーバーで契約したワードプレスブログを態々移転しました。
はっきり言ってWPXクラウドも良いサーバーです。
しかし、する必要なかったです。
当時は色々焦っていましたが、今思えばエックスサーバー1本、あるいは2本の方が良かったです。
でも、また移転するのは面倒くさい…ページ数も多いし…とこれが今の心境です。
このように、長くブログを運営していると色々経験してサーバーに対してもいろいろ思うようになります^^
取りあえず確実に言えることは、エックスサーバーならば『機能・アクセス・セキュリティー』全てにおいて問題がないということです。
サーバーに悩むと肝心のブログが書けなくなったりもしますので、最初にしっかり選びましょう。