『朝になると仕事に行きたくない』この状態は相当危険です。
私自身の体験談として、この状態で無理をした結果体を壊しました。
その後色々あって退職したため『最悪の事態』に発展することはなかったですが、あのままあの状態で仕事を続けていたら、今このブログを書いていることもなかったかもしれません。
そのくらい、朝になると仕事に行きたくないという状態は危険だと思うので、現状あなたがこんなならば直ちに対策しましょう。
以下では、そんな私の経験から語れることを書いていきます。
まず分かってほしいのは、最も大切なのは『仕事や収入』ではなく『健康』ということです。
健康の部分がダメになると仕事も収入もそもそもダメになりますので、そこが完全に崩れてしまう前に、ちゃんと対策しましょうね。
朝になると仕事に行きたくない状態は危険
起きなきゃいけないのに起きれないようなら限界
『朝になると仕事に行きたくない』この状態にも色々あると思いますが、その中でも『起きなきゃいけないのに起きられない』というのならば既に限界だと思います。
会社を辞める直前の頃の私がこんなでしたが、当時は『もう起きないと仕事に間に合わない』と分かりつつもベッドから出られないという日が何日かありました。
私の場合、仕事そのものは好きでしたしやりがいも感じていましたが、『仕事の人間関係』『個人的な人間関係』『今後の人生のこと』などに悩み、過度のストレスがかかっていたようです。
そのため朝になると重いとかだるいとかで、日々行きたくないと感じていました。
あなたも、『朝起きられない』『朝になるとだるい』『常に仕事に行きたくない』など、こんな気持ちがあるようならば限界かもですよ。
仕事ってほぼ毎日やってくるためなかなか自分の変化に気付けない部分があります。
なので、朝になるとだるいとか、何となく仕事に行きたくないなどの、ちょっとした変化に敏感になるようにしましょう。
ちなみに当時の私は、休日になると朝から晩までずっと寝ている日も多かったです。
これも『寝たい』とかではなく『起きられない』という感じでした。
このような変化があったら、心療内科を受診した方がいいかもしれません。
精神的な疲労は日常的に蓄積されている
それから、精神的な疲労って日常的に蓄積されていくものだと思います。
ブロックを一つずつ重ねるように、昨日の疲労、先週の疲労も残っているため、結果的に『いつか限界が来て床板が抜ける』のでしょうね。
体の疲労ならば1日休めば取れますが、精神的な疲労の場合そうもいきません。
その点からも『朝になると仕事に行きたくない』という状態は『床板が抜ける寸前』だと思って間違いないです。
というのも、例えば1か月前のあなたはどうだったでしょうか?
その時も、朝になると仕事に行きたくない状態でしたか?
『今よりかは元気』だったのではないでしょうか?
つまり逆に言うと、『今の状態のままさらに1ヶ月我慢すると、どうなるか分からない』ということです。
たった1ヶ月でも、心にかかる負担ってとても大きいです。
なので、『仕事に行きたくないと感じるようになった』とか、何気ない変化でも見逃さないことが大切です。
このまま放置すると全ての気力がなくなるかも
これは完全に私の場合ですが、『朝になると仕事に行きたくない』この状態のまましばらく放置した結果、全てに対する気力がなくなりました。
お洒落や食べること、異性への関心、趣味や人と関わることや会話することなど、ありとあらゆることです。
例えば、以前までの私は割とお洒落でしたが、ある時から髪型も拘らなくなりましたし、食事もほとんど食べなくなりました。
その結果辞める頃には、入社当時から10㎏以上痩せていました。
元々痩せ型だったためやや病的だったかもしれません。
こんな風に、『朝になるとだるい』『仕事に行きたくない』という状態を放置した結果あらゆることへの関心が薄れました。
そして、具体的なことは書きませんが、生きることへの関心もなくなり人生を終わらせようとしたこともありました。
このくらいストレスって恐ろしいものです。
『朝になるとだるい』『仕事に行きたくない』『朝起きられない』なんて捉え方次第では普通かもしれません。
しかしながら、放置すると最悪の方向に進む可能性もありますので、そういうことを体験した私としては、専門機関で診てもらうことを強くお勧めします。
・起きなきゃいけないのに起きれないようなら限界
・精神的な疲労は日常的に蓄積されている
・このまま放置すると全ての気力がなくなるかも
自分を守るためにやるべきこと
朝になると仕事に行きたくないあなたが、これから自分を守るためにやるべきことについて書いていきます。
可能ならば会社を辞めてしばらく休む
まずは、『可能ならば会社を辞めてしばらく休む』これがいいです。
というか、私もこうしました。
あの時は本当に限界だったので、半ば強引に退職をして実家に引きこもりました。
一方で私の退職理由には『会社員という生き方に疑問を感じた』『20歳代のうちに時間を有効活用したかった』などもあったため、引きこもりながらもフリーランスとしてコツコツ仕事をしていましたけどね。
いずれにせよ、
『ストレス源を断ち切る』
『しばらく休むことを受け入れる』
『自分に起こったことを整理する』
『これからどうしたいかを真剣に考える』
『自分のために時間をかける』
などが大切です。
会社員をしていると『自分のために時間をかけること』がどうしても難しいです。
その結果日々疲弊して、『朝になると仕事に行きたくない』とかこんな状態になってしまったりもしますので、そうなってしまったのならばリセットする勇気も大切です。
なので、可能ならば会社を辞めてゆっくり休んでみましょう。
転職をして新しい環境に身を移すこともアリ
転職をすることも自己防衛になりますよ。
そもそも現在のストレス源は会社にあるはずです。
上司や先輩・同僚、会社の体制そのものなどがあなたを苦しめているのでは?
だとしたら、一層のこと転職してしまった方がいいのではないでしょうか?
そもそも、朝になると仕事に行きたくないと感じるほどの会社に、これから先何年も勤めたいでしょうか?
私自身、辞める決心をしたのは『これから先10年・20年と、この職場に通うなんてあり得ない』と思ったからです。
なので、『転職』という一大決心をすることも、これから先のあなたにとって有意義かもしれません。
とはいえ転職なんてどうすればいいのか分からないかもしれませんね。
あるいは『自分が転職なんて成功するはずがない』『真面な企業になんて入れない』と思っていませんか?
でもそんなことはないですよ。
というのも私は、大学事務職員時代就職関係部署に勤めていたため転職にも詳しいですが、現在は『自分の市場価値』について理解できていない人が非常に多いです。
つまり、『本当はもっと好条件企業で働けるのに、それが分からずに我慢して無理な労働を強いられている』とか、こんなことも多いのです。
なので、もっと自分に自信を持ちましょう。
それから転職に関しては、『どんなサービスを利用するか』によって結果が大きく変わります。
サービスや方法は多数ありますが、この状況でお勧めできるのは転職エージェントです。
エージェントのメリットを簡単に説明すると、
『あなたの市場価値を調べてくれる』
『価値に見合った求人を紹介してくれる』
『希望に沿うものがあれば転職、なければしなくてもOK』
などです。
要するに、『あなたにとって最高の求人を見つけてくれる一方で、転職するかは自由』というのがエージェントのメリットです。
詳細やお勧めエージェントは『転職するべきか迷う人向け!元就職担当から見た迷った時の方法』に書いてありますので是非読んで頂きたいです。
いずれにせよ現在の会社のままでは、『朝になると辛い』『仕事に行きたくない』という状態が続くのではないでしょうか?
そういう状態から抜け出すためには環境を変えることが絶対条件なので、今の職場に拘らず、他も検討してみましょう。
・可能ならば会社を辞めてしばらく休む
・転職をして新しい環境に身を移すこともアリ
現状に立ち向かえる状態ではないことを理解しよう
今のあなたは『ストレス源に立ち向かう』これが可能な状態ではないように思います。
これも私の経験ですが、こういう時ってストレス源は一つではないと思いますし、相手も相当手強いため無理に戦おうとしない方がいいです。
その点でも、環境を変えた方がいいと私は思いますよ。
それから、あなたがこれだけ酷い状態でも周りは気付かないものです。
私自身実家暮らしでしたが、家族から指摘されたことなんて一度もなかったため、体調は自分自身で管理することが大切です。
精神面でも肉体面でも、体というのは一度壊すと治るまでに本当に時間がかかります。
なので今のあなたが、朝になると『何となく仕事に行きたくないな』と感じるレベルなら、是非今のうちに対処してください。
激化してからだと簡単にはいきませんから、自分に何が起こっているのかに気付くようにしましょう。
最後に
現代人って何かと生きづらいですよね。
大昔ならば、『人は年齢と共に成長する』のが普通でしたから、年上から強いストレスを受けるなんてなかったのかなと思います。
現代の場合未熟な大人も多いため、そういう人が上司や先輩だと本当に大変ですよね。
『自分が上手くいっていないから人に当たる』『何でも部下に押し付ける』『能力がないのに口だけ達者』など、こんな人も多いでしょう。
私はそういうのが嫌でフリーランスになった部分もあります^^
フリーだと、生活は不安定ですがその分対人ストレスはほぼありません。
こんな選択もありますので、これからの人生のためにもあらゆる視点から考えてみましょう。