『筋トレを始めたけど続かない』
『初心者から抜けられずにいる』
『確実に続けるコツが知りたい』
など、こんな悩みを抱えている方向けに、この記事ではヒントを書いていきます。
私は筋トレ歴が10年以上あり、現在は上の下~中(上級者の中で下から真ん中くらい)といった感じです。
なのでたくさん経験していますし、
『筋トレが続かない時の対策』
『筋トレを続けるコツ』
『挫折しない方法』
なども分かります。
筋トレ初心者の時って、『体を変えたい』という気持ちはあるものの、『どうしてもトレーニングが続かない』というジレンマに苦しみますよね。
私もそういう時期があったので、この記事が参考になれば幸いです。
ちなみに筋トレが続かないのは、『根性がないから』ではないですよ。
むしろ、続けるコツを知らないとか、続かないやり方をしているからの方が大きいです。
なので、『自分は筋トレさえ続かないダメ人間だ』とか責めないようにしましょう。
初心者の方は、挫折する自分に嫌気が差して自信を喪失しがちですが、続かない理由は他にあることを、是非この記事から感じ取ってください。
筋トレが続かない理由
まずは、筋トレが続かない理由です。
メニューの組み方が良くない
最初に考えられるのは、メニューの組み方が良くないということ。
筋トレとメニューの組み方ってかなり重要です。
というのも、『どんな風に組むか』によって心理的負担が変わるからです。
例えば、『1日30分で終わるメニュー』と『1日3時間かかるメニュー』だったら、きついのは後者ですよね。
1日3時間の場合、
『これから筋トレだ』
『3時間もかかる…』
『辞めちゃおうかな』
とかこんな心理になる訳です。
そして『やらない理由』を考えたりもします。
筋トレ初心者の方がやりがちなのは、
『ストイックなメニューを組み過ぎる。』
『1日に全ての種目を詰め込んでしまう』
などです。
こういうのも心理的に負担になりやすい。
筋トレが続かない理由として最も大きいのは『トレーニングが負担だ』と感じてしまうことなので、組み方はいろいろ検討してみましょう。
例えば、
『1日目:胸・腹筋』
『2日目:背中・肩』
『3日目:腕』
『4日目:脚』
『5日目:OFF』
『1日目に戻る』
とかこんな組み方もありです。
あるいは、
『1日目:上半身』
『2日目:下半身』
『3日目:OFF』
『4日目:OFF』
『1日目に戻る』
とか。
組み方って無限にあるので、自分が最も負担にならないやり方を考えてみましょう。
それから、曜日を固定していませんか?
『月曜日:胸』
『火曜日:背中』
『水曜日:肩』
『木曜日:腕』
『金曜日:脚』
『土日:OFF』
などのように。
これも割と、続かない理由になりますよ。
なぜなら、一日休むと曜日が狂うからです。
もちろん曜日固定が悪い訳ではないですが、筋トレを続けているとどうしても休む日があります。
なので曜日固定でトレーニングをする場合には、『休んでズレた時に柔軟に対応できる考え方』も持っておきましょう。
知識が足りない
『知識が足りない』これも筋トレが続かない理由です。
というのも知識が足りないと、
『筋トレをしても狙った筋肉を刺激できない』
『鍛えている割に筋肉が発達していかない。』
『トレーニングがつまらなく感じ続かない。』
とかこんな心理になります。
なので、筋トレが続かない場合には勉強してみることも一つの方法です。
そもそも、筋肉や筋トレって割と複雑で難しいので、できれば勉強した方が良かったりします。
そして何より、勉強した方が早く結果を得られます。
さらに、勉強することで興味を持ち『早く試してみたい』という気持ちになりますので、筋トレが続かない時には積極的に勉強してみましょう。
トレーニングに対する考えが悪い
『トレーニングに対する考えが悪い』これも続かない理由です。
筋トレに対しどんな考え方を持っているかはとても重要です。
例えば、
『とにかく量をこなすべき』
『とにかく高重量が大切。』
などのように、拘りを持っていると続かない場合があります。
理由は、それが負担になるからです。
例えば高重量に拘った場合、部位や種目によってはかなりの重量が挙がりますよね。
その場合、そのトレーニングの日は何となく気分が重いとか、それが原因でやらななくなってしまうこともあります。
筋トレって基本的に、『厳しさを追求する』のではなく『いかに効率的にこなせるか』を考えた方がいいですよ。
これが続けるコツだったりします。
続かない人は、精神論や根性論、あるいは独自の拘りに支配され、それが負担になっていることが多い印象です。
なのでトレーニングに関しても、量や重量よりも正しいフォームを意識してみましょう。
このように、『どんな考え方をしているか』も続く続かないに大きく影響します。
環境が合っていない
環境が合っていないことも続かない理由としてあり得ます。
例えば、
『ジムでは続かない』
『自宅では続かない』
どちらのタイプの人もいます。
簡単に説明すると、
ジムでは続かないのは『面倒くさがりな人』
自宅では続かないのは『刺激が欲しい人。』
ですね。
ジムの場合通わないといけないので、筋トレをする以前に『ジムに行く』というステップが一つ増えます。
これが面倒くさくて続かない人も多いです。
何よりジムの場合、『行かない理由』を作りがちです。
一方の自宅は、通う手間こそありませんが、仲間やライバルが存在しない完全な孤独環境です。
こういう環境に耐えられず続かない人もいます。
なので、現状筋トレが続かないようならば、環境を変えてみることも一つの選択ですよ。
ちなみにおすすめのスポーツジムに関しては以下記事をどうぞ。
関連記事:初心者におすすめのスポーツジム、選び方を解説。結果を出すためのポイント
一方で、ジムと自宅の決め方に関しては以下記事に詳しく書いています。
関連記事:ジムと自宅どっち?と迷う筋トレ初心者向けの決め方・考え方
筋トレを継続する上で環境はとても大切なので、現状続かないようならばしっかり見直してみましょう。
筋トレがやっつけ仕事になっている
『筋トレがやっつけ仕事になっている』この場合も続かないですよ。
やっつけ仕事とは、『こなせばいい』という感じで、何も考えずに闇雲にやっているだけという状態です。
筋トレの動作って単調ですから、どうしてもそうなりがちです。
私も長らくそんな時期がありましたが、その期間中の体の成長は限定的でした。
そして何より、日々『面倒くさい』と思いながらトレーニングをこなしていました。
私はそれでも続けられましたが、初心者の方は続かないと思います。
なので筋トレをする際には『1種目、1セットずつ、考えて行う』これを意識しましょう。
理想は、筋肉の動きをイメージすることです。
『この種目で使う筋肉は、体のここからここまでだから、こんな動きをすると効くはず』とか、考えながらできるといいですね。
そのためには、先ほども書いたように知識が必要です。
なので楽しく続けるためにも、また考えながらトレーニングできるためにも、知識には投資ましょう。
目標や目的がはっきりしていない
『目標や目的がはっきりしていない』これも筋トレが続かない理由です。
目標や目的ってかなり大切です。
つまり『あなたはトレーニングをしてどうなりたいですか?』という質問に、すぐに答えられるかどうかが重要ということです。
ちなみに私は、アメリカの軍人体型が理想です。
分かりやすく言うと『巨大な筋肉+体力・持久力』とか、こんな体型です。
なので、そのための筋トレをしています。
あなたはどうでしょうか?
目標や目的がはっきりしていますか?
これがないと、『やる意味』が分からなくなり続かなくなりますよ。
とはいえ、筋トレをする上で目標等をはっきりさせるのって時間がかかります。
私自身、自分がなりたい理想体型に辿り着くまでにかなりの時間を要しました。
なので焦らなくてOKです。
でも必ず見つけましょう。
そうすれば、楽しく続けられるようになります。
続かない理由 ポイント
筋トレが続かない理由をまとめると、
・メニューの組み方が良くない
・知識が足りない
・トレーニングに対する考えが悪い
・環境が合っていない
・筋トレがやっつけ仕事になっている
・目標や目的がはっきりしていない
となります。
ポイントとしては、『続かない…』と感じたら変化を作ってみることです。
今のやり方は合っていないことが多いので、やり方を変えたり勉強をするなり、何でもいいので変えてみましょう。
筋トレを続けるコツ
ここからは、筋トレを続けるコツです。
ストイックさよりも効率性を追求
まずは『ストイックさよりも効率性を追求すること』
先ほども少し書きましたが、筋トレは闇雲にやるよりも、効率性を考えた方が続けることができます。
理由は『その方が筋肉が発達するため、筋トレが楽しいから』でしたね。
そして何より、筋トレの結論として『量より質が大事』と言えます。
もちろん量も大切ですし、ある程度量をこなさないと体は大きくなりません。
ただしそれ以上に、質の高いトレーニングをしないとそもそも量が無駄になります。
例えば、
『正しいフォームでの3セット』
『間違ったやり方での9セット』
だったら前者の方が発達します。
なので、効率性だったり正しいフォームで行うことは重要ですし、それが続けるコツでもあります。
ですからまずは、『ストイックでなければならない』という考えを捨てましょう。
むしろ『楽をして良い』と受け入れるのです。
『自分が最も楽できるメニューを組む』これが続けるコツです。
そしてその上で、正しいフォームで行うことが最速で結果を出す方法です。
無理しないでいいことを受け入れる
『無理しないでいいことを受け入れる』これも続けるコツです。
筋トレってどうしても、『決めたルール通りに敢行しなければならない』と思いますよね。
そして休んでしまった場合には、その自分を責めてしまうのでは?
しかし、上級者ほど休むことに抵抗がないものですよ。
例えばトップクラスのボディービルダーの方は、口を揃えて『無理をせず休むことが大事』と言います。
これは、『体を鍛えることと同じくらい、休むことも必要』と理解しているからです。
何より疲労が蓄積されていると、思わぬ怪我や故障に繋がりやすくなります。
そしてそれが原因で、結局1ヶ月筋トレができないとか、日常生活に支障をきたすなど、こんなこともあります。
なので、『疲れている時は休む』これを受け入れましょう。
無理しなくても筋肉は発達しますし、OFFとは計画的なものです。
『筋トレを続けるコツは上手に体を休めること』だったりしますので、無理せずコツコツ積み上げるつもりで臨んでみましょう。
3日連続では休まない
一方で、『3日連続では休まない』こういう考え方も大切です。
というのも、OFFは本当に大切ですが、あまり休み過ぎると休み癖が付きます。
そして初心者の場合、『そのまま辞めてしまう』とかもあり得るので、この『3日連続では休まない』という考えも続けるコツになります。
筋トレ初心者の場合、『休みの重要性と休み癖』のバランスが難しいと思います。
なので、『2日連続で休んだら、翌日は必ずトレーニングする』とかルールを作った方がいいかもです。
こんな風に、ONとOFFを調整することも続けるコツですね。
その点では、『週1回だけ全身を鍛える』とかよりも、『週4回分割して鍛える』とかの方が続くかもですね。
筋トレは習慣化できると、体の故障で何ヶ月休んでも再開できます。
なのでそうなるまでは、自分に最適のONとOFFを調整してみましょう。
続けるコツポイント
筋トレを続けるコツをまとめると、
・ストイックさよりも効率性を追求
・無理しないでいいことを受け入れる
・3日連続では休まない
となります。
ポイントは『いかに楽に、精神的な負担を排除してできるか』が続けるコツです。
筋トレはただでさえ体に大きな負担がかかります。
なので、気持ちの負担をできるだけ排除することを意識してみましょう。
初心者で挫折しないためには
ここでは、筋トレ初心者が挫折しないための方法を紹介します。
3ヶ月継続を目標にする
まずは、3ヶ月継続を目標にすること。
『3ヶ月だけ続けよう』とか、期間を設けると続きやすいですよ。
特に筋トレの場合、3ヶ月あればそれなりに重量も伸びるため、それが楽しくなってその後も頑張れるかもしれません。
なので、今から3ヶ月は何も考えずに継続してみましょう。
これは、初心者で挫折しないための良い方法です。
筋トレを周囲に宣言する
『筋トレしていることを周囲に宣言する』これもありです。
実際に私はこうしていました。
宣言すると、周りが色々言ってくれます。
事実私は、トレーニングを辞めていた時期もありましたが、そうすると周りが『辞めちゃったの?』とか言う訳です。
こういうのって刺激になりますよね。
他にも、
『強い人という扱いをされる』
『パワーがある人という扱いをされる』
『女性から筋肉を褒められる』
など、男なら誰でも楽しいこともあったりして、宣言するほど辞められなくなります。
なので初心者の時こそ宣言してしまった方がいいですよ。
そうすると挫折しそうになっても、『そう言えばあの子、マッチョが好きって言ってたな』など、続ける理由が浮かび上がったりします。
ライバルを作る
『ライバルを作る』これも挫折防止になります。
初心者の時って、『何となく体を変えたい』という感じで筋トレを始める人が殆どだと思います。
つまり、『そこまで強い意志がない』ことが多いですよね。
それだとどうしても、なかなか変わらない体型に疲弊して挫折してしまうとか、こういうこともある訳です。
ところが、筋トレをする目的が『アイツには負けたくない』とかライバルに勝つことだったら、状況は全く変わります。
その場合、気を抜いていたらどんどん差を広げられてしまいますから、はっきり言って休んでなんていられない訳です。
なので、ライバルを作ってみるのもありですよ。
例えばジムで、マッチョな人を適当にライバルにするとか、あるいは気に入らない奴でもいいです。
今のあなたよりも『体型が優れている人』だったら何でもいいので、ライバル設定にしてしまいましょう。
そうすれば、その人に勝つために必死になれるため、すぐに初心者なんて卒業できるかもしれません。
最後に
筋トレが続かない理由と続けるコツについて書いてきました。
トレーニングって、根性論では続けることに限界があります。
なので、自分の性格や環境に合った方法を考えてみましょう。
それでは、トレーニング楽しんで下さい^^
楽しく続く方法が見つかることを祈っております。