ランニングをする場合、屋外とトレッドミルどちらがいいのか?と迷いますよね。
マラソンや走る競技に参加するのならば屋外ですが、そうではない場合、どちらの方が、
『体力向上』
『脂肪燃焼』
『競技力向上』
になるのかと、色々考えるのかなと思います。
ちなみに結論としては、トレッドミルを選ぶべきと言えます。
私は運動経験も長く、もちろんランニングも長年にわたり行ってきました。
その上で言えますが、走る競技への参加目的を除いては、トレッドミルで十分目的を果たせます。
以下ではその理由などについて書いていきます。
トレッドミルが良い理由
速度の把握ができる
まずは速度の把握ができること。
『ランニングで持久力をつける方法。持久力UP100%のランニングメニュー』の記事でも書いていますが、体力を向上させる上では速度の把握が重要です。
屋外の場合それが難しいですが、トレッドミルならば一目瞭然なので、その点が良い理由です。
継続しやすい
続いては、トレッドミルの方が継続しやすいということ。
屋外だと何かと、天候や環境に左右されます。
例えば、『雨・台風・雪・花粉』など、ランニングには適さない状況もありますよね。
それに、
『人目が気になり走りづらい』
『自宅近辺は走るには適さない地形』
とか、こういうこともあるでしょう。
一方でトレッドミルならば、天候も環境も関係ありませんから、一定のペースで継続できます。
アクシデントにも対応可
それからトレッドミルならば、ランニング中のアクシデントにも即時対応が可能です。
走っている時って何かしらのアクシデントに見舞われることも多いはず。
例えば、
『膝や脛の痛み』
『トイレに行きたい』
など、色々ありますよね。
こういうことがあった時、屋外だと対処に困ります。
膝が痛くても歩いて帰宅しなければなりませんし、トイレがすぐ近くにあるとも限りません。
そういうことからも、私はトレッドミルを推奨します。
危険や障害物が少ない
屋外の場合、危険だったり自然の障害物も付き物です。
例えば、
『車・自転車・人・段差・木の枝・蜂・猪』など、こういったものは、屋外だからこその危険や障害物ですよね。
実際に、『ランニング中に蜂に襲われた』という人が毎年いるはず。
一方でトレッドミルならば、そういうことは一切ないので安心です。
危険や障害物がないということは、その分走ることに集中できるということです。
不安なく取り組めた方が結果に結びつきやすいですから、その点でも、特別な理由がない限りはトレッドミルがいいかなと私は思います。
屋外ランニングのメリット
一方で、屋外ランニングにもメリットがあります。
脚の強化になる
屋外の方が脚力は強化できます。
というのも、トレッドミルのように平坦ではなく、アップダウンがある道を走るためです。
それにトレッドミルは、床部分が動作するためある意味『走らされている』と言えますが、屋外は当然自分の力で走っています。
その点も脚力強化が臨める部分です。
消費量が多い
それから消費量が多いことも、屋外ランニングのメリットです。
トレッドミルは、年間を通し環境が一定であることに対し、屋外は常に変化します。
例えば、『夏と冬』では消費量が異なりますし、朝・昼・夜でもやはり変わってきます。
さらに上述した脚への負担もあることから、消費量や脂肪燃焼効果は屋外の方が高いと言えます。
同じ距離・速度なら屋外の方が体力UPになる
上記のことから、同じ距離・速度を走るなら、屋外の方が『体力UP・脂肪燃焼ができる』と言えます。
従って例えば、ランニングコースが近くにあるとか、環境に恵まれているようならば屋外ランニングを選ぶことも一つの選択です。
基本的にはトレッドミルでOK
トレッドミル・屋外ランニング、どちらの長所も書きましたが、やはり私が推奨するのはトレッドミルです。
『体力向上』
『脂肪燃焼』
『競技力向上』
どれにおいても、危険がなく、一定の環境で、速度を把握しながら継続できるトレッドミルは優秀と言えます。
そもそもトレッドミルでも、心肺機能は十分向上します。
私自身、趣味としてのランニングや競技での体力UP目的などで散々走ってきましたが、トレッドミルで十分結果を得られました。
なので、『マラソンなどの大会を目指さない限りはトレッドミルが推奨』
私の見解はこんなところです。
参考になったなら幸いです。