現在婚活中ですが、先日、婚活サイトで出会った女性と初デートをしました。
結果的にその1回のデートでお断りする形になりましたが、学びも多かったですし、『現在婚活中』『これから婚活を始める予定』『結婚が必要かどうか悩んでいる』など、こんな方たちにも有益な話ができそうなので体験談を記事にします。
一般的な恋愛と結婚を意識した婚活だと、『多くのことが違うな』と婚活を通しつくづく感じています。
この記事が、少しでも参考になりましたら幸いです。
彼女のプロフィール・馴れ初め・初デートまで
始めに、彼女のプロフィールを簡単に紹介します。
彼女は33歳の会社経営者で、誰が見ても美容や体型管理に気を使っているのが分かる奇麗な人でした。
細身でスラっとしていることもあり、第一印象は『美人』という感じ。
また、会社経営者というだけあってしっかり者の印象も強かったです。
ちなみに私は41歳、職業は個人投資家です。
馴れ初め
彼女とは、婚活サイトで私がアプローチをして意気投合した形です。
私は経済的にも精神的にも自立した女性を求めていますが、彼女は条件にピッタリだと感じましたし、実際に婚活サイト内でメッセージ交換してみると話が弾みました。
というのも、彼女自身が『結婚はしたいけど男性には頼りたくない』とかこんな感じの人だったので、私の考えと一致してすぐに親しくなった感じです。
ちなみに私は、婚活や結婚をするにあたり条件を出しています。
『結婚後も自分の時間や趣味を優先する』『財産は完全に別にする』など、詳しくは『40歳代前半の男は結婚しておくべき?私は41歳から婚活始めました、その理由とは』に書いているので良かったら見てみて下さい。
いずれにせよ、仮に離婚してもお互いに損をしないよう、婚前契約書を作成するのが条件です。
彼女は、私のこの条件を『これいいですね!』と絶賛してくれました。
婚活サイト内でこういった考えの女性に出会えたのは彼女が初めてだったので、あの時は『運命とはこういうものか』と舞い上がったものです。
そんなこともありすぐに意気投合し、個人的な連絡先を交換するに至りました。
初デートに至るまで
その後しばらくラインでやり取りをしましたが、デートの約束をするまでに時間はかかりませんでした。
お互いに会ってみたい気持ちが強かったこともあり、デートに誘うことへのハードルはかなり低かったように思います。
誘い方はストレートに『〇日の金曜日の夜お時間ありますか?良かったら食事でもいかがですか?』とこんな感じで。
彼女もOKしてくれたので初デートすることに。店は、落ち着きのあるイタリアンを選びました。
ドン引き初デート
初デート開始です。駅で待ち合わせをして店に向かいました。
その時初めて実物の彼女を見ましたが、写真通り奇麗な方でした。
店はすぐ近くなのでお互いの印象や挨拶程度の会話を交わしているうちに入店しました。
ディナーということもあり、10,000円のコース料理を予約しておいたので、ゆっくり初デートスタートです。
ドン引き理由1:既に結婚するつもりでいた
ここからはドン引き初デートになった理由です。
まず、彼女は既に結婚するつもりでいました。
婚活サイトで出会ったのですから結婚を見据えた交際をするのは当たり前です。
しかし彼女は、『既に婚約しているかのような口調』で会話を進めてくる人だったのです。
初デートとはいえまだ交際していないですし、婚活サイトで出会ったとはいえそこまでの急展開は基本的にはありません。
なので、ビックリしたのと同時に、食事をしながらドン引きしている私がいた訳です。
例えばですが、
・結婚式はこんな形で行いたい。
・結婚したら週1回は外食したい
など、これらを初デートで『楽しげに』語る訳です。
とても楽しそうに話しますし、初デートですからニコニコ聞いていましたが、内心では大きな違和感がありました。
そもそも私は、『結婚後しばらくは原則週末婚』と条件に書いています。
ですが、会話をしていると『この人はその条件を覚えているのだろうか?』という疑問が生じました。
もちろん、彼女としては理想の結婚生活があったり、私と意気投合したと思ったからこそあのように語ったのかもしれません。
しかし、私はあの早すぎる展開を受け入れられるほど器の大きな男ではないですし、40歳代とはいえある程度時間をかけて婚活したいので、『違うな』と直感しました。
ドン引き理由2:自分のことを一方的に話す人だった
それから彼女は、自分のことを一方的に話す人でした。
これは婚活サイトで出会うデメリットかもしれませんが、写真の印象は『しっかり者の賢い人』という感じだったので、それも良いと思いアプローチしました。
私は結論のない話を延々とする女性が苦手なので、そういった方を避ける意味でも婚活サイトを利用しています。
彼女は、決して大きくないとはいえ会社を経営しています。
こういった自分の力で生きている女性ならば、次から次へと思いついたことをペラペラ喋ることはせず、ひとつひとつ考えて話すだろうと思ったのですが、実際は違いました。
上述した結婚生活への理想だったり、今日あったことや最近気になっていること、自分が面白いと思っていることなどを立て続けに話す人だったので、正直なところ、何を話したかあまり記憶に残っていません。
私は、結婚するなら落ち着いた日常にしたいと思っているので、一方的に、また好き勝手にペラペラ話す人は苦手です。
このように、会う前のイメージと大きく違ったことや、あまりにもお喋りだったこともドン引きしてしまった部分です。
ドン引き理由3:デート中も電話に出る人だった
最後に、衝撃だったのがデート中も電話に出る人だったことです。
会社経営をしているので大切な電話が入ることは分かりますし、電話に出ることがNGな訳ではありません。
しかし、あの日は初デートであり始めて会った日です。
お互いの印象を左右する大切な日だったはずなので、『何とかならなかったのかな』と今でも思います。
食事中、彼女が電話で席を立ったのは2回。
もちろん『ごめんなさい』とは言われていますし、交際中だったら全く気にならないのですが、『付き合うかどうか・結婚相手として相応しいかどうか』を判断する段階だったので、これにもドン引きしてしまいました。
初デートは楽しく幕を閉じた
このようにドン引きしたことが多かったのですが、それでも表面上は、楽しく初デートを終えられたのかなと思っております。
イタリアンのコースも美味しかったですし彼女も気に入ってくれました。
食事後は、駅までゆっくり歩いて解散です。
その後デートのお礼メールを送り一日を締めくくった感じです。
ちなみにメールの内容は、迷いましたが当たり障りなく、『今日はありがとうございました。楽しかったです。明日のお仕事も頑張ってください。またご連絡させていただきます。それではお気をつけて。』とこんな感じ。
彼女からもお礼メールが届き、初デート終了です。
結婚できないと決断した理由
初デートから数日の期間、彼女について真剣に考えました。
今こうして、ある程度の時間が経って文章に起こす分には分析済みですが、当時は情報の整理が完璧ではなく、数日程度時間を要しました。
しかし、一人で冷静に考えていくと、上述した3つの要素、
・自分のことを一方的に話す
・デート中も電話に出る人。
などが気になりました。
彼女は決して悪い人ではないですが、結婚相手として適しているかというと『きっと窮屈な結婚生活になる』と予想できたため、『結婚はできない』と決断しました。
奇麗ですし、経済的・精神的に自立していて結婚に対する考え方も合致したのですが、肝心な部分が合いませんでした。
なので、電話かメールか迷いましたが、メールの方が余計な感情移入がないため失礼じゃないと判断し、メールでお断りを入れました。
文面は以下のような感じです。
『先日はありがとうございました。○○さんの飾らない人柄や人懐っこい性格のお陰で、久しぶりに楽しい時間を過ごすことができました。(中略)色々お話しさせて頂いて、○○さんとは結婚までの道のりが違うように感じました。○○さんはできるだけ早く結婚したいのではないでしょうか?私はゆっくりお互いのことを知りながら、最終的なゴールとして結婚したいと思っております。なので、ここまでにさせて下さい。○○さんの幸せとご活躍を、陰ながら応援しております。』
初デート後のお断りメールなので丁寧過ぎるかもしれませんが、婚活なので最後も丁寧にすべきと私は考えております。
その後彼女からも、内容の承諾とお礼のメールが届き、彼女との関係はこれで終了です。
私にとってこの女性は、婚活サイトで出会いデートした初めての女性です。
とても貴重な経験になりましたが、一方で『結婚が前提となる男女関係は難しい』と感じました。
これまでは、『取り合えず付き合ってみる』『深く関わってみる』という距離感で恋愛してきましたが、結婚となると全く別でした。
その点は、彼女との初デートで学んだことと言えそうです。
今後の婚活予定
今後の婚活予定ですが、実は現在、デートが進行中の女性が一人います。
この記事で紹介した女性の次に出会った人で、その女性とは既に数回デートしています。
彼女とも同じ婚活サイトで出会いました。
こちらに関しても、時期を見て記事にしたいと思っております。
いずれにせよ私は、結婚するまで婚活を続けます。
現在41歳ですが、つい数か月前までは完全なる独身主義者でした。
しかし、そのままだと損をすると思い、一念発起して婚活を始めた次第です。
婚活しないと損をすると思った理由は『結婚のメリットを探し求める男は大事なことを見失う。私はそれに気づきました』に書いていますので、良かったらどうぞ。
それから、私が利用している婚活サイトはブライダルネットです。
老舗の婚活サイトということで利用してみましたが、思った以上に真剣な方が多く私は活動しやすく感じています。
公式サイト:ブライダルネット
婚活は決して気楽な恋愛ではありませんが、必ず結果を出せるよう、全ての出会いを大切にしたいと思っています。
最後に
婚活サイトで出会った女性との初デート体験談を書いてみました。
『ドン引き初デート』というタイトルにしましたが、あくまで『私はつい引いてしまった』というだけです。
考え方は人それぞれなので、例えばあなたが彼女と同じような考え方だとしても、全く気にする必要はないはずです。
結婚を意識すると、このような考え方の部分が本当に大切になるので、結婚できている人たちはすごいなと、何だか尊敬します。
私はまだまだ婚活初心者なので、全力で頑張っていきたいと思っています。