『パワハラを受けた結果転職することにした』『転職を余儀なくされた』現在あなたはこんな状態なのでは?
パワハラによって職場に居辛くなったり精神的に苦しくなると『もうこの場所にはいたくない』『転職しよう』と考えるようになりますよね。
まず初めに知ってほしいのは、この『パワハラを受けているから転職したい』という考えは恥ずかしいことではないですよ。
逃げることや避けることって恥ずかしいことのように思われがちですがそんな事はありません。
むしろ賢い選択の一つです。
職場ってある意味サバンナのようなもので、パワハラできる立場の人間は肉食獣で、パワハラを受ける人は草食動物そのものです。
例えば、ライオンに襲われた鹿は必至に逃げますよね。
そして逃げ延びることができたらそれは鹿の勝利です。
このように、立場や環境、力関係によって逆らえない相手に対しては『逃げることこそが勝利』になりますから、『転職したい』という判断は恥ずかしくなくむしろ賢いです。
パワハラによる転職の場合、まずはこの考えを持てていないと自分が追い込まれてしまいます。
なので、『転職こそ勝利』と考えるようにしましょう。
その上で、パワハラを受けて転職をするのならば絶対にやりたいことと、転職先で同じような被害に合わないためにも、その転職を成功させる方法について書いていきます。
転職活動成功のカギは『パワハラとどう向き合うか』にあります。
このまま人生をダメにしてしまわないためにも、必ず次の転職は成功させましょう。
パワハラによって転職する際にやりたいこと
まずは、パワハラによって転職する際にやりたいことです。
あなたにとってパワハラをしてくる人間はライオンのような存在だと思います。
しかし、転職すると決めたのならば完全に対等です。
そこを意識することがとても大切です。
パワハラをしてきた相手にちゃんと言い返す
絶対にやりたいことは、『パワハラをしてきた相手にちゃんと言い返すこと』です。
どんなパワハラかは人によりますが、まずは反抗したりその人物の言動を否定してみましょう。
これがやり返すことになりますし、あなた自身の気持ちがとても報われるはずです。
もちろん相手は、そんなことをされたら気に入らないでしょうからさらにパワハラを加速させてきます。
でもそうなったら、さらにあなたも反抗をして必ず勝利を収めるのです。
今の職場に居続ける場合は難しいかもしれませんが、転職するのならば割り切れるのではないでしょうか?
パワハラを受けて転職する場合、こうやって『言い返す・やり返す』ということをしておかないと後々に影響します。
転職したらそれで終わりという訳ではなく、『その時受けた傷』というのはそこで解決しておかないと癒されませんから、こうやって言い返すことは必須ですよ。
『そんなのできないよ』と思ったかもしれませんが、これはやらないと確実に後悔しますよ。
それに、次の転職を成功させることも難しくなります。
何より、あなたが転職を決意した時点で対等な関係です。
ならば一方的に逃げてしまったらそれは無意味な敗北になります。
それだと、次の転職先でも同様にパワハラを受ける可能性さえありますので、絶対にやり返すようにしましょう。
ポイント
・しっかり言い返すことで次に進める
逃げるように転職しない
またパワハラ転職の場合、逃げるように職場を去る人もいますが、これもしないべきです。
例えば、『転職が決まったら今の職場関係者に対しては何だか気まずくなり堂々とできない』とかこんな心理状態です。
その結果委縮してしまうとか、こういうのは良くないですよ。
転職するからって、それは悪いことではないので今まで通りでいいですし、最後の日までしっかり努めるべきです。
それに万が一嫌味を言ってくるような人がいたら、それに対しては強気な対応ができるくらいじゃないと転職先でも成功しないですよ。
なので堂々としましょう。
上述したようにパワハラにも向き合い、転職するまでの最後の時間を良い記憶にするのです。
こうすることであなたの尊厳が守られますから、絶対に気持ちを強く持ちましょう。
ポイント
・最後の時間を大切に
現職場の人間関係を大切にしない
意外かもしれませんが、現職場の人間関係を大切にしないことも重要です。
個人的に親しい人はもちろん別ですが、職場だけの人ならば、転職すると決まったら皆気持ちが離れていくことの方が普通です。
つまり『仲間だと思っていた人に手のひらを返される』ということが頻繁にありますから、あなた自身が割り切って対応をした方がいいです。
特にパワハラで転職する場合、周りとしては、あなたは転職するのだから『そのパワハラ人間を退治してほしい』と考える可能性もあります。
そうなると余計なことに巻き込まれますので淡々とこなすことがベターです。
転職する時にはこういった人間関係には十分注意しましょう。
いなくなる人に対しては冷たかったり利用目的で近づくことも多いです。
ただでさえパワハラで一杯の時にそんな問題を抱えたくないですよね?
ですから、とにかく距離を取ることが肝心です。
・対象人物にやり返す
・堂々と仕事をこなす
・親友以外とは距離を取る
転職先で成功するためには
続いては、転職先で成功するためのポイントについてです。
人によっては、パワハラによって転職したものの、転職先でも同じようにパワハラに遭ってしまうことがあります。
それだと本当に苦しいですから、そうならないためにも成功するために必要なことを理解しておきましょう。
気持ちをリセットし切り替える
転職先で成功するためには、気持ちをリセットし切り替えることが大切です。
『パワハラを受けた過去』『悔しい感情』『精神的な疲弊』など、こういったものは全てリセットし、転職先では『思いっきりやってやる』という姿勢で臨めることで成功が近づきます。
パワハラで転職した場合、その辛さから転職先でもいまいち業務に集中できなかったりやる気が起こらないとかこんな人もいますが、転職先にとって『その人の過去』は関係がないため印象が悪くなってしまいます。
なので転職先での人生を成功させるためには、とにかく切り替えましょう。
そのためにはこれまで書いてきた、現職場での振舞いが重要になってきます。
『ちゃんとやり返したか?』『堂々と過ごしたか』など、これらをすることで次に進むことができますので、リセットは必須です。
初めから自己主張する
またパワハラを受けてしまう人の特徴として『我慢してしまうこと』があります。
つまり、理不尽だと感じても我慢してしまい、その結果パワハラが加速する訳です。
もしかしたらあなたも、このように我慢してしまったのではないでしょうか?
そもそもパワハラをする人間は、それが悪いことだと気づいていない傾向があります。
そして気づかないのは『相手が我慢しているから』です。
要するに『言われないから気づかない』という無神経なタイプです。
なので転職先では、初めから自己主張した方がいいですよ。
『違う』と感じたらその通りに伝え、『おかしい』と思ったらそれもそのまま我慢せずに伝えるのです。
その時の感情をそのまま口にすることって大切で、それができる人はハラスメントの被害に遭いづらい傾向にあります。
もちろんあなたは100%被害者ですから、『言わないのが悪い』とかそういうことではないですよ。
ここで書いているのは『これ以上被害に合わないための対策』です。
またそうすることで、次の転職先では成功できますので、初めから勇気を持って主張してみましょう。
意外と相手も、あっさり受け入れてくれるものです。
・パワハラを受けた過去を引きずらない
・自己主張する勇気を持つ
転職するなら後悔しないこと
転職をするなら、とにかく後悔しないように心がけましょう。
『パワハラを受けた相手に言い返す』これももちろんですが、転職先では成功できるように工夫することもそうです。
それに、何が後悔になるかは意外と分からないものです。
ですから、少しでも引っかかるものがあるのならば今のうちに潰しておいた方がいいですよ。
さらに言えば、現職場の人達とは『一生会わない』あるいは『しばらく会わない』のどちらかのはずです。
その点からも、言いたいことがあるのならばはっきり言ってしまった方が得です。
このように、転職をするのならば後悔しないように振舞うことで次を成功させることができますから、最後くらい、一方的に思いのたけをぶつけてやりましょう。
最後に
パワハラで転職することになったなんて、なんだか屈辱かもしれません。
もちろんその事実は許されることではありません。
しかし重要なことは『そこで人生を止めないこと』です。
我慢し続けたら確実に体調を崩しますから転職は正解です。
またこれは、何度も書いているように賢い判断であり勝利でもあるのです。
ただし、本当の勝利にできるかは転職先で成功できるかにかかっています。
転職をした結果あなたがより良い人生を送ったのならば、『許されはしないけど、あのパワハラがあったからだ』と考えられますよね。
さらにそのパワハラ人間の人生が崩壊していたら大成功なのでは?
このように物事は考えようですが、それを実現するためにはそれなりの努力と勇気が必要です。
心無い誰かによって敗者にならないよう、必ず転職先で成功しましょう。