【男性向け】失恋して自暴自棄になった体験談と抜け出した方法。堕落生活はこうして変える

失恋

私は男性ですが、過去に『失恋して自暴自棄になった経験』があります。何とも恥ずかしく、またみっともない話ですが、同じように、今現在失恋により自暴自棄になっている方には参考になるだろうと思い、この記事を書くことにしました。

一度自暴自棄に陥ってしまうと、『何をやっているんだろう…』と理解はしつつも、その行動を繰り返したり止められなくなってしまいますよね。そしてその状態は、とても辛いと思います。

経験上『抜け出そう』『止めよう』と思ってもなかなか改善しないように思います。自暴自棄から抜け出すためにはきっかけがあったり、前向きな行動をすることが大切かなと思いますので、その辺りを含めた私の体験談を以下で紹介します。

失恋して自暴自棄になった体験談

まずは、失恋して自暴自棄になった体験談です。

金目当てだと知って女性不信になる

10年以上前のことですが、当時職場で交際していた女性はどうやら金目当てだったようで、それがきっかけで女性不信になりました。

私の前職は大学事務職員で、高収入というよりかは安定職種という感じです。

色々振り回された挙句に大学事務職員との交際が目的だったという事実を知り、強烈な衝撃を受けて精神が崩壊したように記憶しています。

また当時は、職場の人間関係にもかなり疲れていたので、そういうことも重なって徐々に自暴自棄になっていきました。

人を避け酒に溺れ食欲不振になる

徐々にですが、人を避けるようになりました。

今までは当たり前のように参加していた飲み会も避けるようになりましたし、最終的には人付き合いはゼロになっていました。

これは、私が自暴自棄だったのもありますし、周りが私を避けていたのもあると思います。

当時の私は笑顔が消えていましたし、冗談を受け入れられる状態でもありませんでした。なので、人が離れるのも当然だったと思います。

酒に溺れる生活

一方で、一人で飲む時間は増えました。主には自宅で、時には朝まで。

私は男性なので『寂しい』という感覚はありませんが、あの時はよく分からない精神状態でした。誰にも理解されず、かといって誰かと関わりたいとも思わず、特別興味もない酒をただただ飲み続けるという、不健康なだけの生活です。

その時期に、泊まりでの異業種交流会に一人で参加することになりましたが、その時もホテルの部屋で一人で酒を飲み、交流会そっちのけという感じになってしまっていました。

その後は食欲不振も追加されます。

朝食は覚えていませんが、昼食はメロンパン一つで夕食は食べないという生活を数ヶ月。後に大学事務を退職していますが、辞める頃にはかなり体重が落ちていました。

しかし当時は、不思議と空腹感が無かったように記憶しています。

こんな風に、たった一つの失恋がきっかけで自暴自棄は加速しました。何ともみっともないですが、全て事実です。

生への関心が薄れ破滅的な行動が増える

自暴自棄も末期になると、生への関心が薄れていきました。

今考えるととても危険な状態ですが、あの当時は、破滅的な思考や行動が増えていました。

例えば駅のホームで、特急列車が来るため線の内側に下がらないといけないのに、下がらず電車がすれすれの距離を通過したり。

毎日『生きていてどうするんだろう?』と当たり前のように考えていました。

そしてこの頃になると、大学事務を辞めることを本気で考えるようになりました。以前からフリーでやってみたいと思っていたのですが、色々葛藤があり決断できずにいたのです。

しかし、日に日に自分の状態はおかしくなっていきますし、職場でも孤立していましたし、『そろそろ限界だな』と思い退職届を提出しました。

 

フリーになってからも自暴自棄状態は続きましたが、ここまでが主に、失恋して自暴自棄になった私の体験談です。

 

自暴自棄から抜け出した方法

ここからは、自暴自棄から抜け出した方法です。

たくさんドラマを見た

まずは、たくさんドラマを見ました。

これは、失恋したからとか、自暴自棄から抜け出すためとか特別意識した訳ではありません。単純に、会社員からフリーランスになって時間ができたからです。

もちろんフリーなので、会社員時代よりも仕事時間は増えましたが、自宅勤務で通勤がないためドラマを見るゆとりくらいはできたのです。

ちなみに、自暴自棄の抜け出しにドラマが良かった理由は『現実を見せられるから』です。

殆どのドラマは何かを頑張る主人公が描かれています。

・挫折を乗り越える新人社員
・辛い過去を抱えた敏腕医師
・トラウマを乗り越える女性

など、共通して何かを頑張る姿が描かれています。

そのためそういう作品を見ていると、失恋ごときで自暴自棄になって自堕落な生活を送っている自分が情けなくなった訳です。

自堕落な人を描いた作品も多い

それにドラマでは、自堕落な人を描いた作品も多いです。

タイトルは出てきませんが、ゴミ部屋に住んでいるとか美を完全に諦めたおっさんとか、こういう人が主人公の作品です。

これも、自暴自棄の時には刺激になりますよ。

やはりそういうのを見せつけられると『ヤバい』と思いますからね。当時の私は、情報番組の特集でゴミ屋敷に住んでいる人や、引きこもりの中高年を見るだけで我に返っていました。

いずれにせよ、ドラマやテレビ番組を見て『現実を知ること』は、自暴自棄からの抜け出しには良いと思います。

自暴自棄な状態って、ある意味現実逃避ではないでしょうか?

失恋が強烈すぎるとそうしたい気持ちも分かりますが、早く元の世界に戻った方がいいはずです。今の自分を俯瞰的に捉えてみましょう。

 

体を鍛えた

自暴自棄を抜け出した方法、続いては『体を鍛えたこと』です。

学生時代に少し体を鍛えていましたが、就職を機に辞めてしまっていたので、フリーになり時間もできたのでトレーニングを再開しました。

ダンベル等は購入してあったので、自宅でできる手軽さも当時の私には良かったように思います。

自暴自棄にはもちろん、失恋による脱力感に対してもトレーニングは良かったですよ。

体を鍛えていると前向きになれるだけでなく、筋肉をつけるために食や生活習慣を見直したくなります。

実際のところ、体を鍛えだしてから酒はきっぱりやめました。酒は筋肉に良くないそうなので、『無駄なもの』というイメージでしかなくなった訳です。

その他にも、それまでは適当だった食事も3食きっちり摂るようになりましたので、『自暴自棄に対してはトレーニング』これは間違いないのかなと私は思います。

男は体を鍛えるとモテる

ちなみに男性の場合、体を鍛えるとやはりモテるように思います。

筋肉に関しては賛否ありますが、経験上、筋肉がなかった時よりも今の方がモテます。それにトレーニングという趣味があると、失恋にも強くなれるように思います(笑)

なので、あなたも良かったら鍛えましょう。

 

環境を変えたことがきっかけになった

私の場合、会社員を辞めたことが自暴自棄から抜け出すきっかけになったように思います。

環境が変わったことで人間関係のストレスがなくなりましたし、出勤もないため疲労も少なくなりました。

もちろん『失恋して自暴自棄になったから転職やフリーになる』というのはかなりハイリスクです。

なので一般的にはお勧めできませんが、私のように、失恋する以前からフリーになることを考えていたとか、会社員が合わないと思っていた人の場合、もしかしたら良いきっかけかもしれません。

私は今振り返ると、あの時失恋して良かったと思っています。

あの失恋が無かったら、最悪あの女性と結婚していて、今も会社員で退屈な日々な過ごしていたかもしれないので(笑)

こんな風に、失恋も乗り越えてしまえば良い想い出であり人生のステップアップです。

あなたも是非、自暴自棄な状態から抜け出して、今を想い出に変えて下さい。

 

目標や挑戦する気持ちを持ってみよう

失恋して自暴自棄に陥ったら、何かを目指したり挑戦する気持ちを持ってみましょう。

私の場合、フリーになったことは挑戦ですし体を鍛えたことは目標です。そういった行動が、自堕落な毎日から救ってくれました。

どれだけ自堕落な日々を続けていても誰かが救ってくれる訳ではなく、自分が変わろうとしない限り抜け出すことはできません。

人生の貴重な時間を泥酔状態で潰さないためにも、今すぐ何かを目指してみましょう。

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